「AirPods Pro」の充電がすぐ無くなるのが不満で、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」をサブ機のつもりで購入しましたが、実際にはメインの座を奪いかねないクオリティでした。
細かな部分・使い勝手にきちっと配慮された丁寧なものづくり。「AirPods Pro」に迫る品質の高さは、さすがAnkerといったところ。
Anker製品のこういう所、本当すごいなって思います。w以下、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
※人気で品切れの製品も多いですが、還元率も頻繁に変わるので早めにチェックが吉です。
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目次
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro / AirPods Pro / AirPods のスペック比較
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro | AirPods Pro | AirPods | |
---|---|---|---|
価格 | 12,980円(税抜1,1800円) | 30,580円(27,800円) | 19,580円(税抜17,800円)/25,080円(税抜22,800円) |
アクティブノイズキャンセリング | あり | あり | なし |
外音取り込み | ON/OFF選択可 | ON/OFF選択可 | なし |
装着部分 | カスタマイズ可能 | カスタマイズ可能 | ワンサイズ |
バッテリー駆動時間 | 最大7時間 ※ANC時 最大6時間 | 最大4.5時間 ※ANC時 公称値なし | 最大5時間 |
バッテリー駆動時間(充電ケース使用時) | 最大26時間 ※ANC時 最大21時間 | 24時間以上 ※ANC時 公称値なし | 24時間以上 ※ANC時 公称値なし |
空間オーディオ | なし | あり | なし |
Hey Siri | なし | あり | あり |
耐水性能 | IPX4等級 ※2 | IPX4等級 ※2 | なし |
ワイヤレス充電 | 可能 | 可能 | 条件付きで可能 ※1 |
対応コーデック | SBC/AAC | 公式表記なし | 公式表記なし |
通信方式 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
充電端子 | USB-C | Lightning | Lightning |
※1 Wireless Charging Case購入で可能。
※2 イヤホン本体のみ。充電ケースは耐水性能なし
スペックで比較すると上記のような感じです。それにしても、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、「AirPods Pro」より17,000円も安いんですよね。
そして、「AirPods Pro」に「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」プラス17,000円の価値があるかと言われれば、正直微妙。それほどまでに「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の完成度は高いと言って良いと思います。
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の特徴
ウルトラノイズキャンセリング
イヤホンの外側と内側に配置した2つのマイクにより、周囲の音を検知し雑音を除去。周囲の環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを変え、音楽への没入感を極限まで高めます。
環境に合わせて選べるノイズキャンセリング
自分のいる環境をアプリ上で選ぶだけで、そのシーンに最適な強度のノイズキャンセリングが起動します。
・交通機関モード:乗り物のエンジン音や走行音など、低周波ノイズを最小限に抑えます。
・屋内モード:周囲の会話など中周波ノイズを低減します。
・屋外モード:街中の環境音などのノイズを低減します。
クリアな音声通話
ノイズリダクション機能を搭載した6つ (左右のイヤホンに各3つ) のマイクが周囲の雑音を除去し、通話相手にあなたの音声をより大きくクリアに伝えます。
HearID 2.0
進化したイコライザー機能「HearID 2.0」を搭載。従来のHearing Profileの自動作成に加えて、ロックやポップ等の音楽ジャンルを掛け合わせて設定することが可能になり、より自分の好みにあったサウンドをお楽しみいただけます。
高音と低音をカスタマイズ
専用のアプリを使ってイコライザーをカスタマイズ可能。高音から低音まで自由自在に出力を調整できます。
外音取り込み機能
音楽を聴いていても、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込んで聴くことができます。
短時間充電・長時間再生
・通常モード:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大26時間 (充電ケース使用時)
・ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大21時間 (充電ケース使用時)
短時間充電に対応し、15分間の充電で約3時間の音楽再生が可能です。
(※再生可能時間は、音量、再生する内容、使用環境によって異なります)
ワイヤレス充電対応
ワイヤレス充電器に置くだけでケースごと充電ができます。 (ワイヤレス充電器は別売です)
※スタンド型のワイヤレス充電器は対応していない場合があります。 (ケースを小型に設計しており、ワイヤレス充電器内にあるコイルの位置に合わない可能性があるため)
複数サイズのイヤーチップ
自身の耳に合った密閉感の高いイヤーチップのサイズを選択することで、最適な音質とノイズキャンセリング効果を得ることができます。
※左右の耳穴の大きさは異なる場合があります。右耳はLサイズ、左耳はMサイズなど異なるサイズの組み合わせも試すと良いとされています。
3ステップでぴったりフィット。以下の順に沿ってイヤホンを装着してください。
1. ご自身に合ったイヤーチップを選ぶ
2. 耳に挿入する
3. 少しひねり耳に固定する
※イヤホンが安定しない、密閉感が感じられない場合は、イヤーチップのサイズを変えて試してみてください。
正確でクリアな音質
PureNoteドライバーという、10層のナノレイヤーで構築されたドライバーが、正確でクリアな音を生み出すします。
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」 の音質・専用アプリについて
1日「AirPods Pro」と比較しながら使用していましたが、「AirPods Pro」に負けず劣らず、音の粒がしっかり立っていると感じます。
まして、ノイズキャンセリング機能を備えていない無印の「AirPods」と比較しようものなら、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」を購入したほうが圧倒的に満足度は高いんじゃないかなと思います。
高性能のアクティブノイズキャンセリング付きの完全ワイヤレスイヤホンが12,980円というのはコスパ良すぎでしょう。
専用アプリ「Soundcore」もよく出来ています。アプリの使用写真はおいおい掲載しようと思いますが、例えばSONYの「WF-1000XM3」などで使用する「Headphones」アプリなどよりも、より直感的に操作できるUIと感じました。
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」 フォトレビュー
重厚感のある化粧箱に入っています。Apple製品とはまた違った方向性のプレミアム感、ゴージャスさがありますね。
イヤーチップがすごい数入っています。これだけサイズがあれば、必ずフィットするチップが見つかるでしょう。
充電端子がUSB-Cなのも素晴らしい。
充電ケースは、上フタが奥にスライドして開くタイプ。初め上にひっぱろうとして「開かんやんw」ってなりました。
充電ケースで本体を充電している状態。下のほうにある3つのインジケーターの点灯具合で、充電ケースのバッテリー残量が分かります。
○●● :バッテリー残量30%未満
○○● :バッテリー残量30%〜70%
○○○ :バッテリー残量100%
「AirPods Pro」とのサイズ比較です。「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」のほうが縦方向に一回り大きい感じです。手触りはすべすべしていて、高級感があります。形もコロンとしていて愛らしいかも。
「AirPods Pro」と本体同士を比較したところ。「AirPods Pro」のほうが少しだけコンパクトです。
「AirPods Pro」の持ち手(いわゆるドライヤー部分)はツルッとしていて小さいため、床に落としがちです。
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の持ち手部分は適度に長さがあり、角ばっていてホールドしやすいため、個人的にはありがたい面もあります。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のメリットをレビュー
- Anker Soundcoreシリーズ初のアクティブノイズキャンセリング搭載でわずか12,980円(税込み)の良心的価格。
- ちゃんと音に音圧がある(迫力がある)
- それでいて各パートの音がしっかり分離。音の輪郭がしっかりしている印象。
- ノイズキャンセリングの効きも良好。「AirPods Pro」に迫る品質と言える。
- 専用アプリのイコライザーで、簡単に音を好みに調整できる。
- 自分の耳の聞こえ方に最適な状態を設定できる。
- とはいえ、別に調整しなくても初めから良い音がする。
- 何より安くてコスパ最高。
- iPhone/iPadなどのApple製品に依存しないので、Androidユーザーにも良さげ。
- ペアリングも楽勝で、ペアリング完了以降はケースから出して耳に入れると、勝手に即曲を再生できる状態になっています。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のデメリットをレビュー
- 充電ケース、イヤホン本体ともに「AirPods Pro」より若干大きい。
- 曲によっては「AirPods Pro」のほうが音の分離がしっかりしていると感じる時がある
- 若干音がシャカシャカ言うときもある(AirPods Proとよほど意図的に聴き比べなければ気になりませんが)
- 充電ケースの開き方は奥にスライドするタイプ。(慣れれば気にならないですが)
- aptXコーデック非対応。Androidユーザーには少し悩ましい仕様かも。
- イヤーチップは「AirPodsPro」よりかはホコリ等が付きやすい。
デメリットといえばこのくらいでしょうか。
ペアリングと、ケースから出して再生するまでのシームレスさは流石にOSレベルで最適化されているであろう「AirPods Pro」に軍配が上がりますが、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」もよくぞここまでシームレスに再生をしてくれるものだなと、ちょっと感動しました。
以前SONYの「WF-1000X M3」の再生までのモサモサ感が記憶に残っており、OSレベルで最適化されていないとこんなものなのかな…と諦めにも似た境地に達していたので、ここはいい意味で予想を大きく裏切られた感があります。
あと、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」のイヤーチップはちょっとホコリや垢が付きやすいです。ここは「AirPods Pro」の謎さらさら素材に軍配が上がりますかね。まぁ「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の良さを致命的にスポイルするほどのものでもないかなぁと思います。
僕は思った
何度も言いますが、12,980円でこのクオリティを実現してしまった「「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」」は素晴らしい。
十分イケてるんですが、それならいっそ29,800円くらいしてもいいので、すべての点で完全に「AirPods Pro」を圧倒するような無敵のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンを作ってほしいなぁ。(Ankerさんお願いします。笑)
※人気で品切れの製品も多いですが、還元率も頻繁に変わるので早めにチェックが吉です。
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