弁当男子コラム

弁当や自炊を続けるコツ。料理初心者の僕が弁当男子になるまでに気をつけた「たった1つの方法」

弁当、料理、自炊を続けるコツ、習慣化する方法

ズボラな僕自身の経験に照らし合わせると、料理初心者が自炊を始めて、弁当を作って、さらに継続する。

いくら健康や節約に良くても、なかなか簡単なことではありません。

何が分からないか分からない状態からの材料の買い出し(苦笑)、どんな種類があるかも分からない状態から調味料を揃えること。

具材の保管方法、食器や調理器具をある程度揃えること、謎すぎる野菜の切り方や料理の味付け、レシピ通りに作れないときのもどかしさ、後片付けの面倒さ。。

ちょっと書き出すだけでも挫折ポイントだらけです。実際僕も何度も挫折してきたのでよく分かります。

そんな挫折経験から、2017年の年始に決意して「自炊を続ける」「弁当を作る」と決めた時、1つだけ決めたことがありました。これが弁当生活・自炊を続ける最大のコツだと思っています。

それは「頑張らずに、習慣化する」です。

目次

「頑張らずに習慣化」できるまでの、恥ずかしい逸話

人は同じことを21日間続けると、それが習慣になるといいます。

朝起きて歯を磨かないと、気持ちが悪いですよね。でも、子供の頃から親御さんに教わり、今日まで歯磨きをしているのでもはや無意識にやっていて、苦痛だと感じている人は少ないはずです。

とりあえずこの21日間。「どんなにひどい内容(笑)の弁当や料理でも作って、会社に持って行って食べよう」という目標を設定しました。

冷凍保存したご飯をチン。朝はなんやかんやでバタバタしちゃうので、最初の1週間などはおにぎり1個の日もありました。

ひどい時は「おにぎり握る時間もないっす」と、解凍したご飯を弁当箱にわさわさわさーっと入れただけの日もありました。

でも、それでいいんです(と、自分に言い聞かせています)。

弁当箱を持参している、おにぎり一個でも作ってきている、このことが大事です。それだけでも、不思議と弁当作ってんねん(ドヤァ)感は持てます。

習慣になり、続けることで「次」が自ずと分かってくる

内容はどうあれ(笑)、料理や弁当らしきものを作り続けるうちに自然と、いつもより少しは早起きしないとダメだこりゃっていうのも体が理解してくれます。

朝の時間は限られているので、白ご飯だけの地味弁当から抜け出すべく、次に夜にスーパーで買っておいた冷凍食品(自然解凍のお肉や惣菜)を詰めてもっていくようにしました。

なんだどんだけレベルの低い話なんだと呆れられるかもしれませんが、これだけでも3食外食していた人間にしたら、かなりの進化です(笑)。

そんな感じで冷凍食品の力を借りつつ、夜早く帰れたときや、週末は本やネットで調べものをしながら、簡単そうで、保存がきいて、かつ平日の朝でも弁当に詰めやすいようなものを少しずつ作って、自分の中にストックを増やしていった感じです。

だんだん作れるものが増えていくのが嬉しくて、冷蔵庫の食材が少なくなると自然にスーパーに足が向かうようになりました。

また、食材や調味料を探すのは結構時間がかかるので、料理を継続することで最寄りのスーパーのどこに何があるかが分かってくるのも、続けるハードルを下げてくれる地味な要因の1つかもしれません。

つまり、頑張らずに淡々と続けることが何より大事。自然と次やりたいこと、やるべきことも見えてきて、習慣化も定着するのだと思います(僕はそうでした)。

自転車に乗ることを考えてみてください。走り始めが一番力がいりますよね?ある程度スピードが安定すれば、自転車をこぎ続けるのはそう大変なことではないハズです。

同じことが自炊や弁当生活にも言えると考えています。

まとめ

頑張るのやめましょう。

おにぎり一個でも立派なお弁当です。握るのも億劫なら、弁当箱にご飯だけ入れましょう。

フォトジェニックじゃなくてもいいじゃないですか。弁当箱が半分スカスカでもいいじゃないですか(←実際にそれをやった人がここにいます。笑)

「そうじゃないんだ、お肉が食べたいよ…力が出ないよ…」というときは、大丈夫。コンビニで一品足しましょう。百数十円のお肉や惣菜の力を借りましょう。

「ダメだご飯を解凍する時間すらないよ…」いいじゃないですか、その日はコンビニおにぎりでも、コンビニ弁当でも。

これも何気に大事な経験で、そんなときこそ、自分で作ったときの安さを改めて実感できると思いました。(←勿論僕もやっちゃった人です。ドヤァ)

なので、今日は全然ダメ弁、地味弁だった…なんて罪悪感を感じる必要もありません。少しずつできるようになれば、オールOKだと考えています。

実際今僕が料理や弁当作りをゆるーく継続できているのも、そのおかげです。

これから始めよう!という方も、ぜひ頑張らないで一緒に続けていきましょう。僕も頑張りませんから(笑)